今年、なんだか忙しくなりそうです…。
まぁ、その時は暇だったので、友達からの依頼を受けることにしました。
依頼の内容は、SATAのHDDからWindows7をインストールできるようにして欲しいという事。
Windows7のディスクデータをHDDに書き込み、MBRを書き換えるだけです。
さっさとやってしまいましょう。

IMG_2031

これが、対象のHDD。2.5インチのTOSHIBA製です。
友達に渡された時は何もデータが書き込まれてませんでしたが、とりあえずフォーマットします。
ああー眠い。(おいおい(^ ^;)
Windows7のDVDデータをHDDに丸々コピーします。
これでコピー作業は完了ですが、このままではWindowsインストーラは起動しません。
解決策は、このHDDのMBR(マスターブートレコード)を書き換えることです。

IMG_2032

ラックサーバー(笑)で作業を進めていきました。

○MBRの書き換え方↓

・MBRを書き換える対象のHDD(Win7コピー済み)と、Windows7インストールディスクがマウント済みのDVDドライブがマウントされたPCを、DVDドライブ(Win7インストーラ)から起動する。
inst_1-02

・↑の画面になったら、左下の「コンピューターを修復する」をクリックする。

・「スタートアップ修復」が起動するが、×で閉じる。
system_recovery_options

・すると、↑のような「システム回復オプション」が起動するので、「コマンドプロンプト」をクリックする。
QA-17

・↑のような黒画面(コマンドプロンプト)が起動する。
ここに、
bootsect /nt60 sys /mbr
と入力します。(スペースに気をつけましょう。bootsect^/nt60^sys^/mbrとしたとき、^が半角スペースの位置です。)
bootsect_mbr

・↑のようにSuccessfullyと表示されれば成功です。
もし表示されない場合は、HDDにWindows7のデータが正常にコピーされていないか、HDD内のWindows7のビットとインストールディスクのビットが合っていません。
まぁ、MBRの修復プログラムを無理やり別のbitに置き換えてしまえば出来ます。
たとえば32bit Win7のHDDのMBRを64bit Win7のインストールディスクで修復したい時は、32bit Win7のHDDの /boot/bootsect.exe を、64bit Win7のインストールディスク内の /boot/bootsect.exe
に置き換えることで解決します。

○以上、MBRの書き換え方でした。

と、書き換えが完了しました。友達にHDDをわたし、MBRを書き換えしたHDDから起動してもらいます。
後日、うまくインストール出来たとの報告がありました。
いやぁ、よかったよかった(^∀^)